健診に関して
乳幼児健診はお子様の健やかな成長の確認とご家族の子育ての支援を行う大切な機会です。
横浜市では区役所で4か月健診・1歳6か月健診・3歳健診を行っていますが、それとは別に母子手帳交付時に配布される受診票(医療機関乳幼児健康診査受診票)を使ってクリニックでの健診を受けることができます。
1歳(13か月未満)までに3回受診できますが、多くの方は出生後の1か月健診で1枚ご使用になっている場合が多いと思います。
当院ではまず6か月頃(5~8か月)に健診をお受けいただくこと、そして残りの1回を9~10か月頃または1歳頃(9~12か月)にお受けいただくことをお勧めしています。
赤ちゃんの月齢毎のご発達や健診内容を記載致します。受診時期ご選択の参考になれば幸いです。
6か月
お座りや寝返りなどの運動発達、人見知りなどの精神発達が始まる時期です。
離乳食が開始されることも多く、開始方法や量などのご相談をいただくことも多いです。
10か月
ハイハイやつかまり立ちなどの運動発達、後追い(大人の後をついてくる)などの精神発達が始まる時期です。
離乳食の摂取量や授乳継続の是非などに関するご相談をいただくことが多い時期です。
1歳
伝い歩きや細かな指の動きなどの運動発達、バイバイやパチパチといった大人の真似をする精神発達が始まる時期です。保育園入園などで他のお子様と比較する機会が増えることや、バイバイなど特徴的な発達評価があるためか、発達に関するご相談をいただくことが多いです。
自費健診
自治体の補助がない健診です。
保育園などの入園前健診の方で、ご指定の用紙がある場合は是非ご持参ください。
13か月以降になると先程の受診票が使えなくなります。1歳6か月健診で発語や歩行の経過観察が必要と言われた、3歳健診で体格に関して経過観察が必要と言われた、などのご相談があれば是非お申し付けください。
視覚スクリーニング検査に関して
生まれたばかりのあかちゃんは明るさが分かるくらいですが徐々に発達し5歳頃には成熟するといわれています。この時期に正常に視機能が発達しないと後からの治療では手遅れになる可能性があり視覚の早期からの評価は大切です。
当院では視覚スクリーニングとしてスポットビジョンスクリーナーという機械を導入しております。こちらは生後6か月頃から検査可能で、機械の画面を数秒間見るだけで検査可能なため侵襲がありません。
乳幼児健診・自費健診をご受診の方には視覚スクリーニングを標準検査項目として施行しております。(検査施行による追加のご費用は必要ございません。)なお、視覚スクリーニング検査を目的にご受診の場合は自費診療となりご費用がかかりますことをご了承ください。
健診費用
自費健診 | 2,500円 |
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視覚スクリーニング検査 | 1,500円 |
当日の持ち物
- 母子健康手帳
- 健康保険証
- 乳幼児医療証
- 診察券(お持ちの方のみ)
- 替えのオムツ(必要なお子様のみ)
- お子様の着替え(必要な方のみ)
- 健診費用(必要な方のみ)・お薬手帳(服用中のお薬がある方)
※詳細については、健診をご予約いただいた際にご説明いたします。